研究室おすすめポイント その4Recommendation points of our lab. #4
本学はもちろん,近隣有名国立大学への大学院進学も応援します!

電子物性研究室では,これまで多くの学生が学外の大学院に進学しています.
特に,大阪大学とは共同研究を行なっているためか,ここ数年で7名以上の学生が進学先として選んでいます.
自身の4年次の研究テーマをさらに発展させたい,こういう研究ができる大学と研究室が知りたい,
という場合にオススメの進学先を紹介しています.
(もちろん,進学先として当研究室もお勧めです.こちらから,進学した院生の方々の研究成果もご覧ください.)
そもそも,なぜ大学を卒業して大学院に進学するのでしょうか?
理系では大学入学直後に基礎的な内容を学習した後,2,3年次になって専門分野の内容を理解するためにより高度な内容を学びます.
本学科では,文系の「ゼミ」に対応する「研究室」に配属されるのは3年次後期から,実際に研究に携わるのは4年次から,となっています.
このため,4年次の1年間で研究の雰囲気を感じ取ることはできても,研究者としての経験が不足していることは否めません.
大学院では,研究テーマの策定や実施スケジュールの決定などを自身と教員との二人三脚で進めながら,
実験や解析について試行錯誤し,結果をまとめ上げて学会発表を経験することで
研究者としての「イロハ」を学びます.
企業の理系採用では,このような経験を持っている大学院(修士課程)卒業の学生をターゲットとしていることが多く,
特に,大手企業でその傾向が顕著なように感じられます
(実際に,自身が勤めた鉄鋼メーカーの研究所ではほぼ全ての人が院卒でした).
最近は,大学院での給付制奨学金制度も充実化してきています.是非,皆さんには一度は大学院進学を検討してみられることをお勧めします.