Queen Mary IIの模型を作る その7
- 煙突を発泡スチロールから削りだして色をぬりとりあえず完成。
- 水の上を走らせてみる
- ついでに「水中飛行機」も試作してみる。イメージとしてはエイ。
モーターを止めると水中に沈みます(着陸?)。モーターを動かすと、
翼の揚力で水中を走ります(離陸?)。水中での上昇、下降はモータを
動かしたり止めたり、つまり翼の揚力でコントロールします。旋回も可能です。
真中の木の棒は姿勢の変化が敏感になりすぎないように付けました。
空気中では、飛行機や鳥のようにおおきな尾翼で姿勢を制御しますが、
水中では、水の密度が高いので小さなもので充分制御(充分な姿勢変化のための
トルクが生じる)が出来ます。実際エイには細い尻尾がありますが、
尻尾の先には翼のようなものは(必要がないので)ありません。
- 潜水艦はバラストタンク内の水と空気の配分を変えて浮力を調節し
姿勢を制御しますから、どちらかと言えば浮袋をもつ魚類に近い制御法です。
一方この水中飛行機にはバラストタンクはありませんので浮袋のないエイ
に近いというわけです。
- 「飛行」の様子。アンテナが完全に水没しても水が浅ければ
コントロールできます。旋回は左右のモーターの停止、回転で
行いますがそれでは感度が低過ぎて大きな半径でしか旋回できない
のでなにか工夫が必要なようです。

拡大図