大人一人と小学二年生で鯉のぼりをたてる
鯉のぼりをたてました。男手の協力が得られなかったので
小学二年生と二人(とギャラリー)で鯉のぼりをたてました。
ほとんど一人でたてるので、ポールが倒れそうに
なったら支えることができません。そこでホームセンターで
建設足場の部品を適当に調達して一人でもたてられるように
しました。
これが必要な部品。直径48.6 mmの建設足場用パイプ(規格品のようです)
用の部品です。
- 鉄パイプ4本(1.0 m)
- 杭3本(1.5 m)
- パイプクランプ8個
- パイプ角材用クランプ2個。
- 短い木の杭
以上で1万円程度です。
比較的大型のホームセンターでないとそろわないかも知れません。
必要工具は、杭打のハンマー、ボルトを締めるスパナ、杭の下穴をあける
バールなど。
まず杭を1 m 位の正三角形の頂点の位置に打ちます。
打ち込む深さは1.5 mのうち0.5 mとしました。
組み上げるとこのようになります。パイプをクランプでつないで
やぐらにしました。黄色いゴムは頭を打ったりしてけがを
しないたようボルトを覆うカバーです。
ミソはこの写真にある杭と角材用の方形のクランプです。
杭は長さ50 cmほどでポールとなる竹が被さる太さで、地面から5 cmほど
の高さまで打ち込んであります。この杭がポールが風などにあおられて
倒れようとする力の半分を受け持ってくれます。杭が方形クランプ
の中央真下になるように注意して打ち込みます。さもないとポールが
傾いてしまいます。
上の写真のようにポールを倒しているときは方形クランプは
鉄パイプを軸に90度回転しています。鉄パイプ側のクランプを
少し緩めに締め付けておいてポールに方形クランプを取りつけた
状態でポールを起こします。こうしておくとポールを立てる際
多少ポールが風にあおられたりしてバランスを失ってもポールの倒れる
方向が一方向しかないので大人一人で十分支えることができます。
ポールを垂直に立てたら、下の方形クランプにボルトをかけます。
このときポールを支えている大人はクランプをかけることが出来ないので
小学二年生にやってもらいます。下のクランプがかかればもうポール
は倒れません。あとは落ち着いて作業できます。
先ほどの地面の杭にポールをかぶせてクランプの位置を調整して
ポールが垂直になるよう微調整すれば大きな作業は終了。
完成。
雨のあたらない軒下などに保管しておくと数年はもつようです。
ただし、あまり風が強い日は鯉のぼりをあげないこと。また
ポールが風で折れたりしてもゲンが悪いとか思わないこと。